最初から2本だったのか「実生」がこのように育ったのか分かりませんが、気づいたら二本仕立てになっていた椿を分割することにしました。
まずは、根元がどうなっているのかと根の状態を確認するために、周りの草や土をていねいに取り除きます。
土を取り除いてみたところ、2つの樹幹の根元部分が見えました。外観上は互いの根が絡んでいるだけのように見えましたが、お互いのぐらつきが無いので力技で分離する事は出来なそうです。根張りなど見た感じでは、根の配分を考慮しつつ切断する事ができそうです。
ということで、このようにノコギリで切断しましたが、これ以上は季節的にも樹木へのダメージが大きいので、掘り出し作業は春になってから行うこととしました。
切り口には殺菌剤入りの融合材を塗り、切断面の間にはプラスティック製のシートを挟み、お互いが再融合をしないようにしました。その後は土を埋め戻して、次は春になってから作業をしたいと思います。