富士山が見える最長距離はどこ?

2020/10/01

富士山の雑学 富士山を望める名所

※このブログはアフィリエイト広告を利用しています。

日本一高い山として知られる富士山ですが、いったいどこまで遠くから見えるのでしょう?
理論上の計算だと山や構造物など障害物がない標高0m地点だと、236km離れたところから見る事が出来るそうです。しかし高い山に登るとそれ以上遠くから見る事が可能です。現在、写真や映像などの形で根拠が示された最長距離は以下のとおりです。

・北側の最遠地点が福島県の日山(標高1057m):
天王山とも呼ばれ298.996km離れています。ちなみに「北遠の山」はここ日山ですが、「北限の山」は同じ福島県の山で 麓山(標高896.9m)になります。 距離でいうと297.671kmという事で、日山の方が遠いですが緯度でいうと日山は37°32′33.8985、麓山は37°33′46.0199ということで、より北限になります。

・南側の最遠地点が和歌山県の色川小麦峠(標高778.4m):
長い間、南限は同じ和歌山県内の大雲取山(標高966m)で富士山からの距離は320㎞でしたが、1997年1月に322.6㎞離れた妙法山で確認され記録更新され妙法山富士見台として整備されました。しかし2001年9月に妙法山より西側の色川小麦峠(色川富士見峠)からの富士山撮影に成功し記録が再更新され富士山からの南側の最遠距離は322.9kmとなりました。

以上の事から、日本で一番遠くから富士山が見れる場所は322.9km離れた和歌山県の色川小麦峠という事になります。


Translate

このブログ内を検索

ブログ アーカイブ

QooQ