園芸用の「ハサミ」って種類が多いですね。

2016/09/10

園芸資機材など

※このブログはアフィリエイト広告を利用しています。

園芸で使うハサミって色々な種類があり、園芸店やホームセンターなどでもたくさんの品ぞろえがあり迷ってしまいますよね。なので、私の知識の範囲ではありますが簡単にまとめてみました。

  • 剪定ばさみ :園芸用途として使うハサミ類の中では、一番出番の多いハサミではないでしょうか。小枝を切るだけでなく、使い方次第ではある程度太い枝も切る事ができます。
  • 刈り込みばさみ :刈込ばさみにはいくつか種類があり「A型刈込鋏」「門型刈込鋏」「京型刈込鋏」とあり、用途によって使い分けたり職人さんの好みもありますね。使用頻度は「剪定ばさみ」には負けてしまいまうのですが、植木屋さんの代名詞的な道具ですよね。両手で使うので、職人さんの中には「リョウテ」と呼ぶ方もいます。
  • 植木ばさみ :植木鋏にも種類があり、「D型」「A型」があります。手を入れる環が大きい「D型」は、手の大きな方むきでおもに男性が使っています。その対照的に「A型」は、環が小さく小柄な方むきでおもに女性が使っている事が多いですが、使いやすさや好みによるところも多い気がします。
  • 太枝切ばさみ :このハサミは太い枝を切るのに適しています。可動部にテコの原理を応用した機構を備えたモデルもあり、軽い力で太目の枝を切る事が可能です。ラチェット式という太枝切鋏もあり、枝を切断するまでハサミの柄を何度も開閉しなくてはならない点が少々不便ですが機構がしっかりしていて頼りがいのある鋏です。個人的なおススメは、やはりテコ式の太枝切ばさみです。 また、柄の長いものは剪定時に出たゴミとなる枝を短く切って捨てる際に、立ったままの楽な姿勢で切断できるので不要枝のゴミ処理の負担軽減につながります。
  • 芽切りばさみ :先端が通常の工作用ハサミのような形状で刃部が細身なため、名前のとおり新芽を切ったり果樹栽培の摘花(花を間引く)や摘果(実を間引く)など繊細な作業に向いています。
  • 切箸(きりばし) :鋏の刃部が洋裁用の布切りハサミのようなしっかりとした造りで柄が箸のような形状の物が多く、盆栽などでの用途が多いのかなと感じます。
  • 片手刈込ばさみ :こちらは片手で使えるようにした小型の刈込鋏という風に思ってもらえると分かりやすいです。残念ながら、私はこの「片手刈込ばさみ」という鋏が実際に使われているところを見たことがありません。

だいたい、一般的に園芸用途で使うハサミと言ったらこのような感じでしょうか。他にも思い出したら、また追加していきたいと思います。


このブログを書いている人

プロフィールアイコン
著者の紹介:

このブログに訪れていただき、ありがとうございます。このブログでは、私が好きな富士山や苔の他に草花などのお話しが多くなると思いますが、自然についての事をメインに投稿していきたいと思います。さらに詳しくは⇒About us

ブログ アーカイブ

このブログ内を検索

QooQ