ブルーベリーのコンテナ栽培を試してみました。

2016/09/28

ブルーベリー

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ブルーベリーの栽培方法で「コンテナ栽培」という方法がある事を知り試してみる事にしました。このコンテナ栽培という方法は、ブルーベリーを植える鉢に農作物の収穫に利用される「収穫コンテナ」というカゴ状のケースを使うという技法です。

ブルーベリーの根は他の果樹と比べて浅く広く成長する特徴があるため、「収穫コンテナ」の浅い箱状の形がブルーベリーの根域にちょうど良い事と、カゴ状に沢山の穴が開いているため用土の停滞水が少なく通気性も良くなることが期待できます。また、多数のブルーベリーを育てている場合に同じサイズのコンテナでそろえれば、冬の葉が落ちる休眠期に剪定を済ませ、枝をある程度束ねてコンテナ間を寄せることで栽培スペースをコンパクトにできる利点も嬉しいですね。

まずはお試し

今回は試験的にという事で「収穫コンテナ」は使わず、100円ショップで購入した大きめの収納カゴを使用しました。

今回、100円ショップで購入したプラスティック製の収納カゴです。取手部分は利用しないので取り外して使いましたが、のちに取手は残していた方が何かと便利だっただろうと後悔しています。カゴの穴が大きいので用土の流出を防ぐため側面にはベタがけ用の不織布を配置し、底面には鉢底ネットを敷いています。

鉢底ネットは大きなものが必要なのでホームセンターの切り売りコーナーで入手しました。そしてこの後は、通常の鉢植えと同じく用土を入れてブルーベリーを植え付けます。

今回のお試しの結果

この試験で植えたブルーベリーの品種はオニールで、用土については根の周囲にはピートモスを使い、その他の部分はコスト削減のためココピートを使って植え付けていました。このコンテナでの栽培期間はおよそ5年くらいでした。

個人的な感想としては、やはり用土の停滞水が少ない事と外気に触れている面積が多く通気性が良い事でブルーベリーの根が元気よく成長していたことと、シュートやサッカーもよく発生し樹勢が強くいい状態だったと感じました。その反面、水切れが早く夏場などは水やりに注意をはらい苦労していました。結局、現在は水やりの苦労から解放されたくて通常の植木鉢にもどして栽培しています。水やりの管理に苦労を感じないのであれば、よい栽培方法かもしれませんね。


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