今回もホームセンターで安売りされている野菜苗を購入してきました。こちらのブロッコリーの苗は、定植時期を過ぎていたのと入荷してから日がたってしまった等で特価だったのかなと思います。品種は、根はりが良く土壌の乾燥や過湿に強いとされる「緑帝(りょくてい)」というブロッコリーです。本来の定植時期は、9月末までには植えておきたい野菜ですが「値引き」というワードにひかれて購入しちゃいました。
ブロッコリーの最適環境は、「発芽適温:20~25℃」「生育温度:15~20℃」「花芽分化:10~20℃」とこのような条件をそろえてあげなくてはなりません。なんといっても、ブロッコリーの可食部位である花芽を付けさせるには、品種や苗の大きさにより変わりますが低温要求時間という低温にさらされる期間が必要です。
以前、この低温要求時間を軽視して害虫よけに使っていた不織布をかけっぱなしにしていて保温されたままの為に、いつまでたってもブロッコリーが出来なかった失敗があります。そして、この低温が必要な期間に入る前にある程度(本葉が最低8~9枚くらい)は株が充実している必要があります。
今回はそのための成長期間が間に合わない予感がしたため、急きょ不織布のトンネルで保温し成長促進を試みたあと、忘れずに不織布を外して低温にさらしたいと思います。