どうやら、蟻がブルーベリーの鉢の中に巣をつくってしまったようです。なぜ気づいたのかというと、ブルーベリーを植えている鉢の底の方に用土として使っているピートモスが小さな蟻塚のようになっていたからです。
思い切って、ブルーベリーを鉢から抜いてみると、大量のアリが出てきて迷路のように巣が出きてました。そこで、ブルベリー愛好家の中ではよく知られている対処法の水没法を試してみる事にしました。
まずは、鉢より大きなバケツにたっぷりと水を満たし、ブルーベリーの根鉢が完全に水没するように植木鉢ごと水の中に浸します。このとき根鉢は水に浮いてしまうので、水没状態を維持するために重しをすることが重要です。すると、驚くほどたくさんの蟻たちが根鉢から抜け出し水面に逃げて浮いてきます。
水没させておく時間については、根の窒息が心配だったので試しに朝から夕方までの10時間くらい水に沈めておきました。その結果は、ブルーベリーにダメージは見られなかったのですが、水没時間が足りなかったためか蟻を完全に退治する事は出来ませんでした。
かなり多くの蟻を根鉢から追い出すことができたのですが、翌日には新たな巣作りの痕跡がありました。次回はもう少し水没させておく時間を長く取ってみようと思います(ブルーベリーの根への負担を考慮して間をあけてから)。