鉢植えにしていたイカリソウですが、株が大きくなり根も鉢の中一杯に張って窮屈になりました。そこで、もっと大きくし花数も増やしたいとの思いから地植えにすることにしました。
植物全般に共通することなのですが、鉢植えにしていたものを地植えにすると、その翌年ころまでは根や枝葉の成長が優先され、しばらくは花数が減ってしまうと思います。でも、その後の成長と花数に期待して庭植えにしようと思います。
まずは、鉢から根鉢を抜き古い土や枯れた根を取り除きます。今回は梅雨入り前の5月という事で、少し多めに根鉢を崩しています。
続いて、植え場所の用土についてですが、イカリソウは水はけの良い土を好むというより水はけが悪いと高い確率で根がやられ根腐りより枯れてしまいます。そのため、植える前に土壌改良のため植穴を根鉢より大きめに掘って、山野草用の培養土で植え付けます。
私は手持ちの用土を次の配分で混ぜて代用しました。
- 赤玉土:3
- 軽石:4
- 腐葉土:3
その他に、パーライトを少し混ぜて通気性を保ち根腐れ予防の効果を期待する事ができます。パーライト自体は弱アルカリ性ということですが、周囲の土性に与える影響はほぼ無いといわれています。