前回の木酢液施用から3週間ほど経過しましたが、未だに葉に現れたクロロシスの症状が残るため2回目の木酢液の施用を試みました。すべての品種についてクロロシスが改善されていないという事ではなく、ラビットアイ系の「タカへ」が大きな変化が現れず葉が黄色く葉脈が緑色に浮き出て目立つ状態が続いています。他の品種では、先日に硫安を施用した事もあり葉色が戻りつつあります(「タカへ」にも同量の硫安を施しています)。
ということで、前回と同じ濃度(500倍)で同量(1株あたり250ml)の木酢液を施用しました。ただ、酸性度要求の低いラビットアイ系だけにクロロシスが強く残るのは、もしかしたら土壌pHだけが原因ではないのかもしれません。微量要素のマンガンや鉄といった成分が不足しているほか、根の通気性に問題がある場合もあるようです。今回の木酢液の施用後は、そのあたりも考慮して暫らく様子を見たいと思います。