ブルーベリーに「硫安」を試しました。

2024/05/22

ブルーベリー 土壌や肥料など

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ブルーベリーの用土にココピートを使っていますが、どうもph値が高いようで一部の品種の新葉にクロロシスがでています。1週間前くらい前に酸度調整のため「木酢液」を試していますが、その効果がイマイチ現れていない事もあり「硫安」という化学肥料を使ってみる事にしました。

ブルーベリーに対して「硫安」を使うというのは、調べてみると昔から多くの方が試しているようでたくんの情報が見つかります。おもに、土壌のph値を下げる事とチッソ肥料としての目的で施用しているようでした。土壌のph値が下がるしくみは、硫安そのものは酸性ではなく作物がアンモニア態窒素を吸収した後に残る副産物の硫酸イオンが土を酸性にするそうです。また、ブルーベリーはアンモニア態窒素でのチッソ吸収が良いことから「硫安(硫酸アンモニウム)」の施肥が有効だとも分かりました。ただし、ネガティブな情報もいくつかありました。2~3年の若い木には肥料焼けのリスクがある事や、硫安だけに頼っていると有機肥料を使っている果実に比べ味が悪くなるなどありました。

今回は試しに、用土容量5ℓくらい(おもにココピート)の鉢に4g(ティースプーン1杯くらいの量)の「硫安」を顆粒状のまま満遍なく用土表面に撒きました。使用した硫安の袋には「チッソ21%」と記載があったので、今回の施肥でチッソを0.84g施したことになります。いろいろ調べたところ、鉢植えだと数回に分けて年間2g程度のチッソ量までなら大丈夫な情報が多かったです(年積算で約2g)。年内に追加で肥料を施す時は、今回「硫安」を施したことを忘れないようにしなくてはと、肥料焼けなどダメージが出ないことを願います。


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