雨が降ると水が溜まってしまうような畑の場合、おそらく土壌がかなり排水性の悪い状態となっている可能性があります。そのような畑の場合は、排水性の改善を図ることにより野菜の根張りが良くなり草勢の改善が期待できます。その結果、植物自体の体力が増す事により病気に対する抵抗力が高まるはずです。
その排水性を改善する策の一つとして、畑に長く溝を掘りその溝に「ウッドチップ」や「モミ殻」などの比較的硬質な有機物を埋める方法があります。ちなみに、その際の有機物として「腐葉土」などの分解が早い有機物は、早く分解されてしまい泥化してしまうため私は使用を考えていないですね。
畑に掘る溝の深さは可能な限り透水性の良い地層まで達することが理想です。その掘った溝に、先ほど挙げた有機物と一緒に土を埋め戻すのですが、もとの土に川砂やパーライトなど排水性の良くなる資材を混ぜると、さらに排水性の向上につながります。