今回は、庭先で地植えとなっていた「トリカブト」が元気がないため、掘り起こして根や土の状態を見てみる事にしました。
「トリカブト」の根っこて、見た目が小さなゴボウのような根をしています。想像していた姿は、もっと細根がたくさん生えているのかと思っていました。
「トリカブト」の根については、この姿からヤマゴボウと間違えて中毒を起こしてしまった事例があったと聞いたことがあります。また、春先の若葉はヨモギの若葉に似ているので、それも中毒事例がよくあるそうです。注意が必要な山野草の1つですよね。花が咲いている時期であれば、袋状をした紫色の可愛らしい花をたくさんつけるので、とても印象的ですから間違える事は無いと思います。
ネガティブ要素の多い「トリカブト」ですが、初夏のライトグリーンの明るい葉色や初秋の鮮やかな紫色の花が美しく山野草として魅力的な面もありますので、少しでもポジティブなイメージが増えれば嬉しいですね。