農薬は使わず手作業で「テントウムシダマシ」を捕獲しました。

2019/07/30

菜園 病害虫など

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先日は畑のナスに「チャノ ホコリダニ」による被害を見つけ、対策のために混みあった枝の整理や、ナスを育てている畑の周囲に植えてある樹木の剪定を行い、風通しを改善しやっと落ち着いてきたと思ったところ新たな害虫が現れました。

今度は、ナスの葉が穴だらけになっているのを発見。ナスの葉を食べていた犯人は、「テントウムシダマシ」という害虫です。

このように「テントウムシダマシ」は、成虫だけでなく幼虫も「テントウムシ」そっくりです。ただし、こいつは益虫として知られる「ナナホシテントウムシ」とは違い、ウリ科やナス科の葉っぱが好物であっという間に穴だらけに食い荒らしてしまいます。

予防策としてはネギをコンパニオンプランツとして植えるとかありますが、ここの畑では同じエリアに「小ネギ」を育てていますが、「一本ネギ」に比べ香りがマイルドな為かあまり効果が現れていません。ということで、駆除するには「農薬」か「人力による捕獲」という選択肢が思い当たりましたが、栽培期間中は無農薬にこだわりたいので手間はかかりますが「テントウムシダマシ」をひたすら捕獲する事にしました。

テントウムシ類は触るとすぐに葉から落下するので、このようにペットボトルをカップ状に切り、そこに「テントウムシダマシ」を落とす方法がやりやすいです。落ちた虫はペットボトルを這いあがってくるので、底に水をはり中性洗剤を少し垂らしておきます。これをすることで洗剤の界面活性剤により虫は気孔呼吸できなくなり死んでしまいます。この方法だと「洗剤」を植物に直に噴霧していないので、土壌や作物への影響は起こらないと思います。

追記:この手間のかかる捕獲作業を数回繰り返した結果、だいぶ被害が減ったと感じました。まだ、しばらくは飛んでくると思うので見つけ次第この対応をしていきたいと思います。


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