クマガイソウの用土と生育環境について教えていただきました。

2019/05/09

草花や山野草

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先日、山野草の愛好家仲間からクマガイソウを譲っていただきました。日本産のクマガイソウとなると、今では台湾産に比べて数が少なく大変貴重な山野草だそうです。ということで、せっかく頂いたのに枯らすわけにはいかないので、用土や生育環境についても細かく教えていただきました。

用土については、「日向土:5、赤玉土:3、腐葉土:2」という配分がよく知られていて、腐葉土については入れないか少しだけスキ込むだけの方が上手くいくそうですよ。鉢植えの環境によっては、有機質の腐葉土が多めだと腐朽菌類が増えて、それが種類によっては根に良くない影響を与えるそうです。また、隠し味的な小技として教えていただいたのが、そのクマガイソウが植わっていた環境の土を少しだけ混ぜると、クマガイソウなどのランの仲間には共生菌の存在が成長に重要であり、互いに影響しあい元気よく育つと教えていただきました。

生育環境については、基本的に日陰で午前中の数時間だけ日が当たるような雑木林の木漏れ日のような環境が適していて、真夏に日が強くあたってしまうような場所では簾などで日よけをして葉焼けを防ぐ必要があります。地植えの場合は、西日が当たらない庭木の下などの木陰が適しています。



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