山椒の実を収穫して、使わずに残っていた種。発芽するか分かりませんが、蒔いてみることにしました。
山椒の種について、発芽の方法や保管方法などの情報をwebや書籍で探したのですが、他の植物のように多くはなく情報はわずかですね。どうやら、山椒の木はまだ生態が解明されていなことが多く、確実に発芽率を上げる方法など分からないそうですよ。
数点あがっていたのは以下の方法です。
- 収穫後に冷蔵し春に蒔く。
- 春に蒔く前に数日冷凍しておく。
- 種にキズを付ける。
- 播種前に水に浸ける。
などがありましたが、多くは他の種と共通の方法でもありますね。ここからは個人的な経験則になりますが、山椒の小さな苗が芽吹いている場所は、落葉樹林帯で腐葉質に富んだ空間湿度がある程度保たれた半日影となる冷涼な山麓部で多く見かけました。そのことから、適度な湿度も必要なのかと思います。
とりあえず今回の実験は、水に一晩浸けてから秋に蒔くという方法で試すことになりました。
追記:やはりこの方法では発芽しなかったです。収穫後は冷蔵庫など涼しいところに保管して、春に蒔く方が良いのかもしれません。また、山椒の完熟種が手に入ったら試してみたいと思います。